中古物件で安すぎる物件は見る価値はないのか?

こんな悩みについてお話します。

自己紹介

私はマイホーム購入で中古物件を購入しました。購入には2年ほどの時間をかけて物件探しと購入の際の知識を身に着けながら物件探しをして築15年の物件を新築価格から56%程安い価格で購入しています。これは単純にそういった物件ばかりがあるのではなく、購入参考書がしわしわになるほど読み込んで物件を購入しています。住宅購入を検討している方には参考になる情報があると思うので参考にしてみてください。

目次

中古物件で安すぎる物件は見る価値はないのか?

中古物件を探しているとすごく安い物件があると思います。販売価格は土地代の値段で家の資産価値は0円といった物件です。とにかく安いので気にはなるけど、見る価値はないのかな気になるな?と思ったことはありませんか?結論から話すと、そう思った方は見に行った方がいいです。
私は3年前に中古物件を購入することができました。物件探しから購入まで2年間は色々な物件を真剣に見てきた経験から、自宅購入についてある程度の知識を身に着けることができました。その経験から、なぜ安すぎる物件でも見に行った方がいいのか、その理由について解説をしていきます。

なぜ、見に行く必要があるの?

なぜ見に行くことを勧めるのかというと、自宅購入は不動産投資と変わらないからです。日本では新築物件は家本体の価値は最高の価値として年数が経てば価値は減少していきます。中古物件で価値がついてないものは最低ラインの価値になります。
例えば、私が新築で建てた家に35年住んだとします。その物件が35年後に資産価値は0円と感じるでしょうか?海外では新築の家よりも中古物件のほうが価値があると認知されている文化があります。
実際に家を買う際は相場を知ることはとても大切です。価値が守られていた家は価値の目減りは少ないですし、メンテナンスができていない家は価値が減ります。中古物件の売値は不動産が持っている物件は話は別ですが、個人の委託物件は委託者が販売値段を決めています。土地を探して上物ありの物件も同様の物件はあります。

家は資産です


見てどうなるの?と感じるかもしれませんが、その理由は相場と知識を身につけるチャンスになるからです。例を出すと、先でも述べましたが、普通にメンテナンスをした家が家主の判断で「これくらいの値段にしかならないだろう。」と相場がわからずに低い値段設定になっている可能性があります。
また、家を買う際に「土地や家の隠れたる瑕疵」について考えることがあります。これは土地であれば、もしかしたら掘り起こした際に予期せぬ障害物が出たり、家に不具合があるなどを指します。
逆に家を見る側は屋根の補修はできているか?床下はカビやシロアリの被害はないか?水周りの改修は済んでいるか?屋根や外壁は傷みが少なく補修ができるレベルか?などを見学の際に家主や不動産屋に質問して総合して評価することでまだ住める家なのかを判断することができます。

住宅の選び方で生き方も大きく変わってくる

考えようでは土地代に自分でできるリフォームは行って、できない部分は業者に任せることで少額で住むことができる状態になるかもしれません。価値観によっては「無理をして新築を建てて毎月多額のローンを払い続け、外食や旅行を我慢した上に仕事を休む余裕すらとれない人生よりは、家は贅沢せずにストレスなく気楽に生活を送っていきたい。」と思う人生を選ぶ人もいるでしょう。

どちらの生活を選ぶかは、自分で実際に見て考えることと、知識をつけることでしか答えは選べません。
ですので、購入するまで不動産リテラシーを高めて、欲しい物件に出会うのを待つのも一つの選択肢です。。
「そこまでしなくていいよ。」と感じるかたもいると思いますが、私は自宅購入をきっかけにリテラシーを高めることができました。結果として納得のいく中古物件に出会うことができ、リセールバリューと相場から考えても価値のある物件を購入することができました。

まとめ

自宅購入を考えているのであれば、相場と不動産リテラシーを高めるためにも安い物件も真剣に見る価値はあります。自宅の購入は人生における大きな決断になりますので、しっかりとした知識をつけながら購入に踏み切ることをお勧めします。

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